リアリティショックで自分を知る

「こんなはずじゃなかった」
「想定していたことと違うなぁ」
5月も半ばを過ぎ、4月に入社した新入社員の方でこんな風に感じている方はいらっしゃいませんか。
入社した会社に対して、また、配属先・仕事に対して違和感を覚えていませんか。

リアリティショック
現実と理想のギャップに衝撃を受けること

新たな職に就いた人が、事前に思い描いていた仕事や職場環境のイメージと、実際に現場で経験したこととの違いを消化しきれず、不安や幻滅、喪失感などを強めることは珍しいことでなく、約8割の人が入社後に何らかのリアリティショックを感じると言われています。

多くの人が感じるリアリティショック。
違和感はそのままにせず、
「こんなはずじゃなかった」と漠然と感じる気持ちを明確にしてみてください。
☑会社に対して感じる違和感
☑配属先に対して感じる違和感
☑仕事に対して感じる違和感
など項目を分け、入社前はどう考えていたか、そして現状がどうなのか書き出してみる。

分析することで、自分が一番問題視していることが何か、気づきを得ることができます。


もしかすると、予想に反し、「よかったな」と思う点があることに気づけるかもしれません。
■予想と違って残念だった点
■予想していたよりも良かった点
など客観視することで、会社・配属先・仕事について見方が変わるかもしれません。

分析をすすめ気づきを得ることができたら
機会をみつけ、誰かに話す・相談する。
新入社員は、上司や先輩から声をかけられる機会が多いとおもいます。是非、自分の気づきをアウトプットしてください。


会社に、キャリアカウンセリングや上司と1on1ミーティングなど制度があれば積極的に活用したり、制度がなければ、キャリアカウンセリングを受けてみてください。
新入社員として感じたリアリティショックは、自分が先輩や上司となった際にも、相手目線で考えることができる貴重な経験です。
新入社員で過ごす一日一日を大切に。
全て、社会人としての経験として積み重ねてゆけるチャンスです。